管理人の気まま日記

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2005年2月1日(火) no title

今日は自宅に戻ってから家人にPCを占領されネットで検索の
お手伝いでした。

パソコンが使えない不自由さは、あまり体験したことがないので
PCとインターネットが普段から何不自由なく使える有り難みを
痛感しました。

でも、わたしも知りたかったことを検索したので、
まあ良しとしましょう。

PCとインターネットはもう空気みたいなものになって
いるのでしょう。

そして「いとうさん」「ひぐまさん」は公共工事が
市民にとっては空気のようになっていると書いています。

普段、車などで走っている道路、道路脇の用水路、排水路、水道、
下水道、鉄道、空港、港、発電所、トンネル、堤防・・・・など
自分たちの廻りにあるのが当たり前のようになっている土木構造物は
人間にとっての空気と同じ存在になっているから、その存在を意識しない
のかも知れません。

もし、無くなったら、現代の生活は出来ないのです。
とても不自由な生活になるでしょう。
想像が出来ませんが・・・。

その空気のような存在の土木構造物を作るのに、
土建屋は苦労しています。
発注者の技術不足や、向いている方向が違うためか、
どうも最近苦労している。
現場を回っていると痛感する。

これをうち破るにはどうすればいいのか、
分からないのです。

2005年2月2日(水) no title

今日の日記はお休みします。

2005年2月3日(木) no title

家庭と、会社でなんだかトラブル続きでパニクッています。

すいません、思考回路がヒートアップして書くことが
まとまりません。

本当は、こういうときこそしっかり話しを整理するためにも
書く方が良いのでしょうが・・・。

2005年2月8日(火) no title

昨日は現場での安全訓練の講師をつとめました。
情報を集め、整理し話す内容を検討するのに
結構時間がかかりました。

なんとか1時間半ほどしゃべりましたが、
聞いていた人が理解したかは分かりません。

今日から、現場の応援に出ます。
久々の現場なので、体が慣れるまで心配ですが、
少しでも現場の手助けになればと思っています。

そしてあまり、出しゃばらないようにしましょう。

2005年2月9日(水) no title

協力会社の作業員の方が、休みの日に考えて
ちょっとした標識を作ってくれました。

安全を守るためには、とても効果があり、
費用も掛かっていないようです。

このようなアイデアが作業効率を上げ、
そして安全に作業ができます。

現場のことをいろいろ考えてくれて
いるからこそ、出てきたアイデアでしょう。

とても、感謝します。

2005年2月10日(木) no title

現場に出るようになってから、一番の寒さになりました。
ー15℃ぐらいになっている夕方、素手で作業する人が
手を擦り暖めながら仕事をしています。

でも手はかじかんで、思うように指が動かないのか
イライラしている。辛い作業です。

昔は現場の安全は
「整理、整頓、清潔、清掃」の4Sでした。
少し前は
「整理、整頓、清潔、清掃、しつけ」の5Sです。
しつけは安全に対する教育が重要だということです。

そして最近は
「整理、整頓、清潔、清掃、しつけ、スマイル」の5S+Sです。
SMILEは笑顔で快適な作業環境を保つことも、
安全作業にはかかせないファクターだいうことです。

イライラしている環境では事故や災害が発生しやすいのは
当然かも知れません。

SMILEが出るような環境を作るのは現場の職員の仕事ですね。

2005年2月11日(金) no title



遊び心で「季節はずれの風鈴」を
撮ってみました。

もう少し、背景がボケると
面白いのですが・・・。

2005年2月12日(土) no title



今日は仕事を休ませてもらいました。
マロンと久々のご対面です。
病院へ迎えにいくと尻尾を振り喜んでくれます。

目のまわりは相変わらず涙の跡が
ついています。

我が家では、頻繁にトイレに行きたいらしく
玄関に向かいます。

外にでると真っ白い雪の上で下痢をします。
赤い血も混じっており、辛そうですが
どうしょうもない・・・。

先月、具合悪くなってからほとんど何も食べて
いないので、おなかには何も入っていないはずです。

それでも外に行ってトイレしたいみたい。

マロンを抱っこすると軽い・・・。
部屋の隅に作ったマロンの簡易ベットの上で
じっと我慢している。

サスケはちょっと嫉妬気味に家人へ視線を送っている。

2005年2月17日(木) no title



日曜日に撮影したサスケ。

北海道の冬の日差しは家の中に暖かく入って来て、
サスケやキラリを包んでくれる。

サスケの目が何を見ているのか・・輝いている。

2005年2月18日(金) no title

今日は、現場ではなく、網走での講習会でした。

まず、公共建設工事が来年度も更に減り、厳しいという
話しです。
このままで数年経つと公共工事が無くなってしまう
ような不安を感じたのは、わたしだけではないでしょう。

国や地方自治体が財政再建という名目で公共工事を
削減すると零細建設会社は軒並み倒産する。

そうすると、歳入は減り財政再建は無理になる。
バランスが難しいのでしょうが、なんとかしてほしい。

建設の技術講習会なのに、最後の1時限(90分)は
経済学の講習でした。
競争原理、ファイブホース、コストダウン、差別化など
経済学の分野の話しで、ちょっと面白かった。

主催者もマンネリ化を怖れ、趣向を凝らしています。
そして、講習はほとんどPPTを使用している。
お年寄りの方もパソコンを使っているのには驚き、
時代は確実に変わって来ている。

講習に使用しているPPTをペーパーで配布しているが、
出来ればデジタルデータをHPからダウンロード出来るように
して頂けると社内教育に使えるのにな〜〜〜。

2005年2月19日(土) no title

「論理的に話す力」を身につけようとして買った本が
いまいち面白くないというか、分からない。

どうも独善的に書いているので、
数ページ読んだだけで厭になっている。

まあ、リサイクル本屋で買ったので、
まともな値段でないのが救いです。

おそらく、最後まで読まないで終わりそう。

相手に分かるように話すには相手のキャパシティを
推測し、それに応じたレベルで話さないといくら論理的に
話しても理解してもらえないでしょう。

相手を知ることから始まるのかも。
そして相手が興味のないことは耳に入らない。
わたしが、家人の話を半分しか聞いていないのと
いっしょです。

相手に分かってもらうというのは難しいのです。

2005年2月20日(日) no title

マロンに似たぬいぐるみ

家人がマロンに似たぬいぐるみを買ってきました。

目が大きくて、なんだかポアっとしたような
ところが似ているかも知れません。

今日の昼ご飯は、家人がマロン看病で疲れているので、
外食と思い出掛けたが、なんと3件目まで行列が出来て
おり並ばないと食べられない状態です。

諦め、仕方なく買い物をして自宅で慎ましく食事です。

なんで混んでいたのか分かりませんが・・・。
皆さん考えることが同じなのか、北見で外食するところが
少ないせいなのか・・・。

安いお店ばかり回ったのがいけなかったのかも。(笑)

2005年2月21日(月) 

サスケの鼻

思いっきりアップで撮ってみた。
ちょっとピントが甘いかな・・・。

サスケの鼻はまわりの臭いを強力に嗅ぎ分けます。
そして、まわりで起きていることを鼻とヒゲで察知している。
寝ていても、環境が見えている。

わたしのまわりの環境が悪いから、とか、
まわりの人が悪いから、とか、
まわりの人が動いてくれない、とか、
自分の周りの環境のせいにしていることがあります。

でも、本当は自分がまわりに影響を与えるいるし、
自分が働かないと、まわりも自分が思うように動かない
のかも知れません。

現状に満足できないのなら、それを変えていけばいいとは
わかっているのです。
でも、まわりのせいで、こうなっているのですから、
まわりが変わらない限りは、何も変わることはないのです。

そしてまわりが変わるには自分が先に変わることです。
信頼されるには、まず信頼することです。

自分の給料が少ないとぼやきたくなりますが、
会社が不景気ですからね・・・。
まわりの環境は以前とは違うのに、
それになかなか気が着かないのです。

自分のまわりの環境が見えるようにならないとな・・・。

2005年2月22日(火) マロン


マロン


日曜日にエリザベスカラーを外しているマロンを撮影しました。

土曜日だけ我が家で夜を過ごすようになって、随分経ちます。
昼間は家に帰ってきますが、夜は病院で静脈点滴を受けて
います。

今日も、病院が閉まる午後7時に家人がマロンを連れて
行きました。
わたしは現場から直接病院に行き、マロンの顔を見るように
しています。

今日は随分具合が悪かったのか、待合室で家人がマロンを
抱っこしていましたが、家人の目が真っ赤でした。

マロンが具合悪いと家人はとても辛いようです。
点滴をしないとほとんど食べないマロンは生きて
いけないでしょう。
御飯を少し食べても、吐いて下痢をするので、
栄養になっていない。

生きる糧は点滴なのですが、血管はもうボロボロで
注射が入りにくくなっています。

マロンにとって、夜の病院での点滴が本当に良いのか
どうか分かりません。
先生は
「この子にとって何が良いのか分かりません、
 これが正解というものはありません」と言う。

人間のエゴで「良かれ」と思ってしていることが
本当にマロンのためなのか・・・考えさせられます。

家人と話し合い、点滴が入らなくなったら
自宅ですごさせることにしました。
病院で死なせたくありません。
マロンにとって我が家が居場所です。

家人は「そろそろ諦めないと・・・」と思ったのでしょう。
・・・・納得したのかな。

2005年2月23日(水) 10年・・・


マロン



マロン


マロンは今夜は自宅におくことにしました。
写真を撮ってあげよう。

そして10年前、マロンが我が家に来た頃の
写真です。

10年か・・・・。
長いようで、短い時間です。

10年前、わたしはまだ土木部長という肩書きが
名刺に書いてあったが、現場代理人が本業だった。

現場が大好きで、体を動かしていないと
気が済まなかったころです。

現場を如何にうまく動かすかを考えると、
夜も寝られないほどでした。

あの頃に比べると、現場の書類は増え、
パソコンがあり、随分環境が変わった。

そして、人も考え方や、物の見方が変わってきた。

仕事中心で働いていたお父さんばかりだったのが、
今は家庭や自分の趣味が中心になり、仕事はその次
という若者が増えている。

人はそれぞれ考え方が違い、人生観も違うのです。
みんな同じだったら気持ち悪いですね。
多様化した価値観を持つようになったので、
人を動かすということが難しくなっているのかも
しれません。

昔とは違うんだな・・・。
難しい時代です・・・。

2005年2月24日(木) 春・・・。

わたしがmixiに書いた日記のことを、
いとうさんがHPに紹介してくれました。
ありがとうございます。

九州では黄砂が降り春を感じていることでしょう。
そして今日は雨降りだとか・・・。

北見は最低気温がー10℃以下になる日が続き、
春はまだまだ先の話しです。

真冬の寒い時に屋外で作業をする人は、
生活するためとはいえ、すごいですよ。

でも、確実に工事は減っている。

鉄腕アトムを描いた手塚治さんのマンガの近未来の
様子が近づいているのでしょうか。

工場で野菜を作り、大きな水槽で魚を育て、
アパートのような建物で家畜を飼い、・・・。

そうすると、このような施設を持てるお金持ちは
益々お金持ちになり、貧乏人は益々貧しくなる。

畑を持っている農家、海で漁をする漁師、
山で木を切る林業、みんな必要がなくなる。

そんな時代がすぐ近くまで来ているような気がする。
だから、土や水、木などを扱う公共工事が要らなくなる。

人が住む都会とそのまわりの工場、水槽、アパートだけが
残るのかも。

北海道経済はどん底ですが、回復して雪解けが始まり、
春は来るのでしょうか・・・。

2005年2月25日(金) 無線LAN

現場で黙って立っていると寒いので、
作業員と一緒にスコップを持って作業すると
暖かいこと!!
でも、肩や腰、腕が痛い。

年ですね。
昔は体が動いたのに・・・。

と、日記をほとんど書いたところで、
パソコンがフリーズして、やむなく強制終了!!
書いた日記が全部消えている。(涙)

これで何回目だ??!!諦めモードです。

我が家は無線LANになっているが、
近所の無線LANを2つも拾っているので、
パソコンがそちらに繋がろうとする。
ちょくちょく接続している無線LANが変わる。

その為、不安定になるのかも知れない。
ご近所の無線LANはセキュリティが働いていない
ので、無防備でつなぎ放題なのです。

さてアップ出来るかな・・・。

2005年2月26日(土) 視線誘導標

今日も現場に行ってました。

午後から現場の災害防止協議会があり、
協力会社の管理職の方が現場事務所に集まり、
安全管理に関する打ち合わせと、現場パトロールを
しました。

若干の指摘がありましたが、大きな問題ではなく、
改善もスムーズに行くでしょう。

現場パトロールの時、現場事務所から作業して場所まで
距離があったので、車で移動します。
一箇所目のパトロールが終わって別の作業箇所へ向かう時、
資材会社の社長が乗った車が路肩から逸脱し傾いてしまいました。

「パトロールに来て事故るなヨ!!」と言いたかったけれど、
ダンプで引っ張り何事もなかったので一安心です。

道路は路肩の雪をきれいに除雪してあったため、
その社長は道路の脇が歩道だと思ったようです。
確かに歩道に見えるほどしっかり除雪してあった。

でも、後から考えると大型視線誘導標が付いていたので、
路肩の位置が分かったはずです。

まして、土木資材を売っている会社の社長が知らない
はずがない・・・。

吹雪などの時は視線誘導標を当てに走行するのですが、
晴れている時は自分の目で確認した物を当てにしている
のでしょう。

「視線誘導標」と「雪の状態を目視」という
二つの情報を使えば問題なかったのでしょうが、
一つの情報をカット(省いて)しまったために
このような事故になったのでしょう。

多くの情報を得て判断することが大切です。
ちょっと、考えないといけないかも・・・。


2005年2月27日(日) さよならマロン

今日のマロンです。
そして最後の写真です。


マロン



マロン



マロン



マロン



マロン


今日は休みをもらい、マロンと過ごすつもりでした。
午前中は家人が買い物に行くので、マロンの面倒を
看ます。
家人のふとんの上で寝ているマロンは頭を上げるのが
やっとです。

その合図を見て、玄関のペットシーツまで抱っこして
行きます。
今朝からフローリングの廊下は滑って歩けなくなっています。
歩くと、ひきがえるのようになってしまいます。

午前10時のトイレの時は、トイレのスタイルが取れなく、
立ったまま用をたし、お尻から足まで血が混じった水溶便で
汚れています。
暖かく濡らしたタオルできれいに拭いてあげました。

玄関から廊下に上がろうとすると、滑って登れません。
抱っこしてベットに連れていくしかありません。

午前11時、病院へ行きましたが、
点滴はしないように頼みました。
点滴の500ccはマロンには重すぎます。

痛み止めと吐き止めの注射だけしてもらい、
帰ってきました。

午後0時25分、悲鳴のような泣き声を数回上げました。
家人がマロンの顔を覗くと瞳孔が開いていると言います。

「もうダメだね・・・」とつぶやいている家人の顔は
涙でグシャグシャになっています。

マロンの足が痙攣を起こしています。

午後0時38分呼吸が止まりました。
一分も経たない内に心臓が止まりました。
「マロン」と呼んでも・・・・。

でもマロンの口がパクパクと動いています。
わたしには「さよなら」と聞こえました。

少し経って、マロンの体が暖かいうちに
濡らした暖かいタオルで体をきれいに拭いて
「ご苦労さま」と声を掛けてあげました。

家人は「よく頑張ったね」と声を掛けています。
最後のトイレまで自分で行こうとしたマロンです。

花屋さんに行って、マロンに捧げる花を買ってきて、
枕元に供えてあげました。
花屋さんは、「サービスします」と小さい花束を
作ってくれました。
小さい花屋さんですが、とても親切です。
ありがとうございました。

お隣さんからもお花が届き、
マロンはいっぱいの花に囲まれています。
「よかったねマロン」

「もう痛くないね、マロン」
「ありがとう、マロン」
「さよなら、マロン」


2005年2月28日(月) 2年目

こちらの現場の社内検査に行って来ました。
明日が最後のコンクリート打設なので、
配筋検査と型枠検査を実施してきました。

主任技術者は現場のコンクリート管理などについて
自信を持って説明してくれます。
この時期のマスコンクリート管理は一工夫必要です。
それを理解しているように感じました。

自宅に戻ると、こちらの方からはキリ番の賞品が
届いておりました。
こちらの方も同時ゲットです。
美味しそう

ありがとうございます。
今夜は焼酎を呑みすぎないよう、注意しましょう。

ここ数日なにかと忙しく忘れていましたが、
昨年2月26日から日記を始め一年が経ちました。
途中、休んだ日もありますが、なんとか一年が過ぎ、
ホッとしています。
これからも、気張らず自分なりの「気まま日記」を
続けていきましょう。

こちらの方も明日から二年目になります。
おめでとうございます。

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