管理人の気まま日記

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2004年5月1日(土) 連休始まる



わたくしは、今日から連休に入ります。
声がまだ少ししか出ませんので、のんびりしよう。
天気も曇りで、パッとしない・・・・。

そして、読む本がこれです。
小野善康著:「節約したって、不況は終わらない。」

2004年5月5日(水) 連休が終わる

5月1日の朝、日記を書き始めて具合が悪いので短い日記になった。
そして、3日間寝てました。起きる時は、ご飯とトイレに行き時だけで、
昨日の午後から少し起きて居られるようになりました。
 
微熱だったので、それほど辛くは無かったのですが、失語症(自分で決めた病名)
状態でした。

1日の朝の会話になっていない会話。

家人「ご飯ですよ」
私 「ぅヾ×☆*@★○◇◎∋∂♯・・」
体は何とか動くので食卓テーブルへ移動。
家人「返事してよ!」
私 「ぁぃ×☆*@★○◇◎∋∂♯」
家人「何、食べたくないの??!!」
私 「ぃゃ*@★○◇◎∋∂♯」
家人「どうしたの、返事は!!」
私 「ぅっっ×*@★◇∋∂♯・・」
家人「もしかして、声出ないの?」
私 「ぅぃ・・・・・・」(フランス語だ!!)
家人「ご飯食べれるの?」
私 「ぅぃ・・・・・・」
家人「食べたら、寝れば!!」
私 「ぁぃ*@★○◇◎∋∂♯」

かくして、3日半の完全休養となりました。

得意のフライングをして、3日分の日記を書けばいいんですが、
「何も足さない何も引かない」(ウィスキーのコマーシャルか)の精神で
今日から書きます。

岩井克人氏の本に、会社をヒトとモノのという考えから捉えています。
ヒトはモノを所有します。しかしモノはヒトを所有しません。

会社はヒトでしょうか、モノでしょうか?
両方を兼ね備えているらしい。

株式会社の場合、株主が会社を所有しています。
会社を売ったり、買ったりできるので株主はヒトで、会社はモノです。

しかし、会社はその組織には専門経営者や労働者がおり、ヒトでしょう。
そうすると、ヒトがヒトを所有していることになり、「ドレイ社会」になってしまう。

会社は二重構造になっているらしく、会社法は会社を「法人」という人格を持った
ヒトにしている。

何を書いているか、何となく分かるような気がするが、経済学の本は難しいのである。
この辺は序の口で、「組織特殊的な人的資産」をどう説明すれば良いのでしょう。
おそらく、年功序列による役職なのだろう。

日本の会社はこの「組織特殊的な人的資産」が株主からのホールドアップの可能性を
制度的に排除してきたのでしょう。

終身雇用制、年功賃金制、企業別組合制により、熟練労働者、工業技術者、専門経営者
を育て、熟練やノウハウを習得していく環境を作り出していた。

しかし、この会社システムはポスト産業資本主義に適応出来ない。
グローバル化、IT革命、金融革命が同時に進行している激しい環境には順応出来ない。

もうひとつは、会社は「利潤をその差異性からしか生まれない」という原理を
捉えないといけないと言っている。
ポスト産業資本主義では、「情報の商品化」=「差異性の商品化」になる。

日本がポスト産業資本主義へ移行したのは、この方と同じようなことを言っている。
農村からの産業予備軍の枯渇からは始まったと・・・・。

グルーバル化(標準化)の中で、生き残るにはどうすれば良いのかのは、
キーワードとして、「オープン・アーキテクト」、「コア・コンピタンス」と
締めくくっている。

問題は土建屋はグローバルな世界で生きていないという点です。
しかし、「コア・コンピタンス」は必要であり、「差異性」からしか利益は生まれない
のは事実である。

連休最初で最後の1日は、どのように過ごそうかな?
今日から会話(コミュニケーション)も出来そうな調子なので・・・・。

ずーっと寝てたので、脳味噌はウニ状態でなにを書いているのか分からなくなっています。
ご容赦ください。

これで、60分書きました。

2004年5月6日(木) 経営者と労働者

昨日の日記はヒトとモノという考えで会社という組織を考えて見ましたが、
中小零細企業では社長は会社員をモノとしては考えないでしょう。

しかし、労働者の働きの差異性から会社は利益を得ていることは確かです。
労働者は搾取されているという意識はしていないでしょう。
そこには、自己超越、自己実現という欲求実現する充実感がそれを補っている。

年功賃金制が終焉をした現時点では、中年層の価値は半減しています。
「組織特殊的な人的資本」を過大評価しないまでも、いくらかでも認める点は
あると思う。

部下をまとめる能力、自分の豊富は経験から部下を指導出来る能力などは
それなりに評価すべきです。

それすら出来ない中間管理職は、年功賃金制にしがみついていると会社そのものを
潰してしまう可能性がある。

資本主義は、利潤を永続的に追求していく経済活動であり、経営者はその利潤を出す
生みの苦しみを知っている。

あっっ町内会の道路掃除が始まります。午前6時ダー。

2004年5月7日(金) ヒエ、粟、稲キビ

昨日の日記がまとまっていませんでした。

会社とは何か、会社は永続的に利潤を追求する組織であり、モノであり、
ヒトである。
しかしこの不況の時代に出来れば「ヒト」の部分を生かしていきたい。
人は人を育てる事が出来るから、「ヒト」は会社員を育てて会社を成長
させることが重要だと思う。

先日、近所の方々と一献していたとき、私より4歳年輩の方の戦後の
苦労話しを聞いた。

樺太から引き上げてきた時、前に出航したボートが沈没した話し。
開墾に入った所が山奥で、食べることが大変だったこと。
ヒエ、粟、麦、稲キビなどを食べ、白い米は年に数回しか食べられなかった
そうです。

私と4歳しか違わない人なのに・・・・・。

私は、まだ米と麦を半々にしたのを食べさせて貰った記憶があり、
農家としては恵まれていたのを実感しました。

本州と違い北海道は開拓の歴史が浅いため、戦後でも開墾がなされ、
わたしたちの親の世代もかなり苦労して北海道を切り開いたのです。

それほどして切り開いた北海道の農業は、この何年かで衰退し、
離農を余儀なくされ、切り開いた農地は荒れ果てています。

時代の流れが早いからだと言ってしまえば、お仕舞いですが、
国の政策が将来に夢を持てるようなしっかりとしたものでないと
日本の産業はどんどん潰れていってしまう。

構造改革という名のもとに旧体質企業を潰し、新体質企業を生み
育てようとしているようですが、そううまくはいかないと思う。

旧体質企業と新体質企業の両方が生き残るようにバランスを保つ
ようにすると効率的に企業や産業は活性化するのでは。

旧体質企業を潰すのは簡単です、そしてリストラされた人には
仕事を作らないような今の政策では「仕事が無いから自宅で
待機していなさい、そのかわり失業保険をあげましょう」という
政策をしていたら、税金のばらまき状態でしょう。

無駄だと言われる公共事業でもいいから、国は仕事を作り、
少しでも働く場を作ること、そして働いて得られたお金は消費に
回すことが出来るのです。

家でごろごろして「失業保険」で得たお金は、使っても楽しくない
と思うし、使わなくなり不況を回復する力にならない。

さらに今の不況は、もっと深い部分に問題があると思います。
それについては近いうちに書きましょう。

これで、45分書きました。

2004年5月8日(土) 協力会社安全大会

師匠の店主戯言に昨日、当社のことがちょっと書かれた為に当社のHPを訪れた方の
44%はそちらからリンクされて来ておりました。

そして、初回訪問者がダントツに多かったのです。普段の常連の方が当社のHPを
訪れてくれているので、日記を書いていても普段思っていることや、何か気が付いた
ことを書いていましたが、今日は何を書こうか迷っています。(プレッシャーなのだ)

でも、師匠がわたしのくだらない日記を読んでくれたのは大変うれしい限りです。

この日記を書いている時間は、確かにいろいろなことを「考える」時間であり、
最後に「・・分書きました」と書くのは、考えた時間を意味します。

昨日は、当社と協力会社の安全大会でした。
交通安全と労働安全の講話を講師方を招いて、お話してもらいました。

他社と違う点は、当社の安全に対する今年度の目標、重点項目などをPPTで
説明する点くらいでしょう。

そして、昨年協力会社の方に当社に対するアンケートを実施した結果の報告と
当社として取り組みを説明しました。

当社が少しでも良い会社になるために、協力会社の方の意見、要望、苦情など
を聞きたいために行いました。そして今年も実施しましたが昨年より苦情の数が
減っていました。(もっと何かあるはずなんですが・・・)

それでも、この手の安全大会は毎回同じパターンで行っているので、参加して
いる協力会社は「またか」的な気持ちでしょう。ただ座って講師の話を聞いて
いるだけですからつまらないと思います。

次回は、新しい試みとして「ワークショップ」をしましょう。
労働安全、交通安全、または何か問題点を提議して、それについてグループを作って
もらいディスカッションしてもらい、最後にそのグループの結果を発表してもらう。

この提議は事前にイントラネットの中で議論してもらっておくことも可能なので、
イントラでの議論とFtoFでの議論の違いを実感してもらうことも出来ます。

講師の話を、「ボー」と聞いているだけでなく、自分で考え、自分の言葉で相手に
自分の考えを伝える訓練をしてもらいましょう。

そうすると、協力会社の方も現場が見えるようになるのでは・・・・。
そして、協力会社の方からの意見が現場代理人を育てて貰えるかも知れない。

こんな安全大会だと、誰も参加してこなかったりするかも知れませんが・・・・。

N専務の声はひどすぎ、なにを語っているか聞きづらいなんてもんじゃなかった
ですヨ。飲み過ぎないように気を着けてください!!(自分に言ってるんです)(笑)

では、これで55分書きました。(考えました!!)


2004年5月9日(日) モクレン







昨日急遽、札幌に住んでいる娘が夜遅く(午前3時)に帰ってきました。
なんと自分が乗っている車のタイヤ交換をして貰いたいと石北峠を越えて、
軽自動車を運転して来ました。(バカじゃないか??!!)

タイヤ交換に、こじつけでしょうが、要は母親の様子を見に来たのでしょう。

私は午前中は、イントラの勉強会だったので会社に出勤している間に母娘共は
しっかり映画を見に行ってました。

※イントラネット勉強会に参加された方々、ご苦労さまでした。
 内容が高度すぎるという指摘がありましたので、次回は少しレベルを
 下げて行いましょう。

私は帰宅して娘のタイヤ交換をして、ホッとしていたら母娘共達が帰ってきました。
(普段、家のことをしてないから天罰です。)(^^;;;

午後から、東洋一のパノラマ花園に行き、撮ったのが上の写真です。

モクレンのつぼみ、スイセン、そしてスイセンの花に囲まれたマロンです。

北見もようやく、ツツジなどが咲き始め遅い春がやって来ました。
これから、いろんな花が咲き始めます。

ちょっと遅く夕ご飯を食べたあとはこちらここに書かれている状態!!でした。

>テレビで“2004アテネオリンピックバレー 
>ボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会・女子”を観戦中。 
>「がんばれニッポン!!」「強いぞニッポン!!」 

女性二人で拍手して、立ち上がるなどしてこの状態ですから、うるさい、うるさい!!

ストレス発散には、もってこいなんでしょう(笑)
勝って良かったですね。私的には佐々木さんのファンです(汗)

今日の午後から娘は又、軽自動車にタイヤとお米を積んで札幌に帰ります。

気を着けて運転するんですヨ。(親心・・・)

ではこれで、30分書きました。

2004年5月10日(月) お金

師匠にメールを書かなくてはいけないのだが、なかなか書く時間がない。
でも、今週中には書きますから・・・!!。

昨日の夜は、この方と同じようにGO!GO!アテネ!!を観てしまった。

しかし、「はいぶりっと」(本当の意味は違いますのでこちらを)なわたしは、
GO!GO!アテネ!!の佐々木さんを応援しながら、ケインジアンの経済モデルの
本を読みながら、左手には焼酎という強い味方!!を携えていました。

コマーシャルが入る時は、パソコンで東京の地図を調べ、検索エンジンで「上野、居酒屋」
などと調べ、この方の行き付けの銀座の「クラブ ヴィヴィアン」も探していました。

ちょっと難しいので、うまく説明出来ないかも知れませんが書きましょう。

デフレ不況だと、世間では喘いでいますが経済と政治を切り離して考えるから
マズイので、社会経済をうまくコントロールするのも政治の仕事です。

今日の日記の題名に「お金」と書きましたが、政策として将来を担う子供
達への負担を減らすため国債の発行を押さえ「公共事業」を毎年削減していますが、
ちょっと違うのでは。

国債を発行して、公共事業をしても「お金」の絶対数は変わらないのです。

銀行に預金されている眠っている「お金」を国が集め「仕事」(公共事業)を作り
「お金」を国民へ戻しているだけです。

今ある「お金」で「モノ」(道路、下水道、橋など)を作ると、いろんな資材、機材が売れる、そして人が動くと、お店で飲み物や食品が売れる。
そしてなにより失業者の働く場ができる。

無駄な公共事業は無いと思います。何かが出来ているからです。(上記のモノ)

ひどいケインジアンになると無駄な方が、経済効果がないのでもっと良い。という考え
もあるようです。(良いモノを作ると効率化が進み、失業する人が出るからだと)

でもある程度、モノを作るからには少しは便利になったり、住み易くなったりしないと
国民の理解は得られないでしょう。

今の経済政策はミクロばかりを見ているので、うまくいかないようです。
マクロで見ることが大切で、「お金」の流れをトータルでコントロールすれば
不況から脱出できるのでは・・・。

年金問題、少子高齢化問題、税制の問題などは見方を変えると大した問題では
ないらしい。

マスコミ報道は、将来世代の負担が大変だ!!とか財政赤字がひどいから大問題だ!!
と報道していますが、これらも間違いのようです。
「木ばかりを見て、森を見ていない」からです。

現実的には、かなりの失業者が現在居る訳で、まずその人たちに働く場を作ることが
景気回復に繋がる特効薬でしょう。

新しい産業、企業が生まれるまで待って居られないし、新しい企業で働ける人は高学歴
の一握りの人だけなのです。(効率化を考えるので肉体労働が少ない産業が生まれる)

これで、1時間10分書きました。(難しいことを書くときは下書きをしょう)

2004年5月11日(火) マメサクラ?









急に、なんだか慌ただしくなってきました。
今週と来週、2回東京へ行くことになりました。

桃知師匠にメールを書いたらこうなっちゃいました。
特別参加ということで、皆さんにはご迷惑を掛けるかも知れませんがよろしく
お願いいたします。(お手柔らかに。)

「お金」と「消費」の関係を書こうと思ったのですが、まだまとまっていないので、
近いうちに書きます。

今日の日記は、写真で誤魔化してしまいましょう。

1,我が家の庭に咲いたムスカリ

2,娘が「母の日」に送って来た「ラン」と「キラリ」と「サスケ」

3,我が家の庭に咲いた「マメサクラ」(たぶん!!??)
  このサクラは10年くらい前に「緑のフェスティバル」で無料で配られたもので、
  そのときは「チシマザクラ」と言われたのですが、どうも違うようです。

4,家人の絵手紙無断掲載シリーズ第11段!!
  ようやく、北国北見も春らしくなってきました。

  沖縄は梅雨入りしたというのに、こちらはこれから農家の方は移植作業で
  忙しい日々が続きます。
  農家の方は、「サクラ」などを見ている余裕もないでしょう。

夜に日記の更新が出来ればやりましょう!!
これで、20分書きました。(なんにも考えていない。)

2004年5月12日(水) 「お金」と「消費」

久々にこの方からメールが来ました。
メールを読む前は (.~.)で、その後は(^_^)状態!!うれしいですね。

BBSとメールでは全然違うのは何故なんでしょう。
匿名の世界のBBSと1対1の世界のメールでは、自ずと伝わる内容、伝える内容が
違うせいでしょうね。

わたしも、たまにはメールを書きましょう。
でも、メールを出すを間違えると、
来週のわたしのような「大変なこと??!!」になりますので、お気を付けください。

この不況は、いつまで続くのでしょうか。

「お金」と「消費」のバランスが崩れているから、当分は続くのでしょう。
供給側が「良いモノと作れば売れるはず」と思い込み生産するが、現在は
「モノ」が溢れている。→売れないのです。

消費側は、買いたいという衝動が起きる「モノ」が無いのと、「お金」にすごい
執着をもっている。

少子高齢化が進み、年金問題もあり「今は将来のため「お金」を溜めておこう」と
考えるのは当たり前です。

政府は、こういう時こそ仕事を作り「失業者」に働く場を与えるべきであり、
政府もいっしょになって緊縮財政をしているから、尚更国民は「お金」に執着
してします。

年金問題で、これだけ騒いでいると国民は将来、年金は当てにならないと
思ってしまうでしょう。そして「お金」に執着して「消費」をしなくなる。

「お金」と「消費」のバランスが崩れているのなら、それをコントロールすれば
良いと思うのですが、素人の考えはダメでしょうかね?

当社のN専務は、その反動なのか何か毎月イベントをしたがり、そして呑み会を
企画する。→「消費」をしょうと心がけている。(違う!!只のん兵衛なだけです)

また、まとまらないことを書いてしまった。
不覚にも昨日というか今日の午前0時過ぎに帰宅したので、下書きする時間が
なかったのがまずかった。→反省をしょう。

ではこれで、45分書きました。

2004年5月13日(木) 集合的沸騰

「集合的沸騰」 

エミール・デュルケム(1858〜1917)が「原初形態」で
提案した概念。同質の人間たちが集まることで生じる感情で、こうしたものが
共同体を一つのまとまりにする。

社会が成立する際、社会的合理性の内部では説明できない力〜〜〜「集合的沸騰」
とか「カリスマ」〜〜が働くそうです。

どうも例えとして「集合的沸騰」=「オウム真理教」、「カリスマ」=「麻原彰晃」
のようなことみたいですが、「桃組」、「桃知利男」さんの関係も限りなく近いかもしれない。

しかし、師匠のカリスマ性は「麻原彰晃」とは全然違う訳で、「わからない!!」と
言い切ってしまい、そして「考える」・「反省する」が基本になっている。

もう一つ決定的な違いは「桃組」の皆さんはインターネットの世界を中心に
「集合的沸騰」をしている点です。

バーチャルな世界で繰り広げられる、新しい「社会成立」のモデルになるかも・・・。

わたしは、「師匠」と「桃組」の皆さんは「集合的沸騰」と「相乗効果」で成り立っているの
ではないかと思っています。
そして、共進、共振なんでしょうね。

昨日はこちらから、当社のHPを訪れて頂いた方が大変多ったです。

そして、智慧の実を食べよう2では、こちらねえさんにお逢い出来そうです。

日記をほとんど書いて、最後にリンクの修正作業中に日記を書いていたページが
どこかに飛んでいってしまい、日記の2/3を2回書きました。(あーしんど!!)

書いた内容も2回目は、パニクッているので支離滅裂になってしまった。
反省として、こまめにバックアップして、すぐその時点に戻れるようにしょう。

これで、1時間30分書きました。(本当なら半分の時間!なんです。)

2004年5月14日(金) 体育会系



家人の絵手紙無断掲載シリーズ第12段。
「さあ 春をめしあがれ」なんて詩が良く出てくると感心してしまう。

家人は、図書館通いが好きで、我が家の子供達が小さい時に絵本を読み聞かせして
いたころから、せっせと図書館に通い、絵本などを借りていた。

今でも、図書カードを4枚持っていて図書館の本が数冊、いつも我が家にある。
以前は、わたしも図書館に一緒に行っていたが、家人が本を探している間は
パソコンの雑誌や、映画雑誌を立ち読みして時間を費やしていた。

わたしもあのころから、本を借りていろいろな本を読んでいれば、人生が
変わっていたかも知れない(ちょっと大袈裟)と反省の日々である。

話しを変えて、昨日読んでいた本に
「オールド・エコノミーとニュー・エコノミー」と出ていた。

オールド・エコノミーとは20世紀までの在来型の農工業中心の経済のことで、
ITなどの技術革新によって生まれた「ニュー・エコノミー」にたいするもの。

90年代後半のアメリカの好景気は、アラン・グリーンスパンによって
「100年に一度の世紀的構造変化の時代に入った可能性がある」と言われ、
これをきっかけにIT革命による新産業を中心とした経済は「ニュー・エコノミー」
と呼ばれた。

そして、それに対して様々な理論付けがなされたが、現在からみれば分かる通り、
90年代後半のアメリカの好景気は単にバブルだったわけです。

桃知師匠的には、「中胚葉」と「外胚葉」を意味しているのでしょう。
「旧体質の産業」と「新体質の産業」という表現も当てはまるかも知れません。

地場の中小建設業は当然「旧体質の産業」であり、「オールド・エコノミー」の時代の
産物で、「中胚葉」的存在なのでしょう。

ならば、「ニュー・エコノミー」の時代に生き残るには、どうすればいいのか。
「体質を変える」、「新産業に引っ越す」・・・・・かなり厳しいですね。

「旧体質の産業」も大切だと、市民に理解してもらうことから始めるしかない。

今日の日記の題名が「体育会系」となっているのは、これからそのことを書こうと
したのですが、ちょっと日記が長すぎるのでこの辺で止めます。

続きは次回にします。

これで、50分書きました。(家人の絵手紙の手助けを借りて・・・)

2004年5月15日(土) 「少年」



 「ひやり、どっきり疑似体験」の出来る「ほくと号」



  受付をしている様子



 老人クラブの皆さんが順番待ちをしているところ。



  体験している状況。 

5月14日、「ほくと号」によるドライビングシュミレーションが無事終わり
ました。体験をして頂いた方は53名にもなり、大変盛況でした。そして社員
諸君が一所懸命準備してくれました、ご苦労さまです。

お隣の「パチンコ屋」さんの駐車場を臨時駐車場として快く貸していただき感謝
申しあげます。

受付をしている写真には、葉桜になったエゾヤマザクラが写っています。
北見も春から一気に初夏になるような良い天気でした。

「ご苦労さん会」を焼き肉屋で行い、二次会へ。
そこで一緒に呑んでいた彼(55歳)が少年野球の審判部長をしているという
話しを聞きました。

彼は朝野球チームの監督をしたり、もう1チームにもはいって活躍している
そうで、未だに「少年」のような気持ちでいるようでした。
なんだか、明るいんです。

彼が少年野球の審判員を指導するときは、ピッチャーの肩がちょっと動いた
くらいで「ボーク」を取ることはない。しかし、ピッチャーが足を何回も上げ
下げしたりして相手も惑わす仕草をした場合は、それはお互いのチームに利益
と不利益が生じるので、審判として判断して「ボーク」を取るというのです。

少年野球を審判するとき、厳密に審判すると子供たちが情熱とかやる気がなく
なって、ビビリながらゲームをしていたのでは意味がないというのです。

「少年」が楽しみながら、そして「夢」を追いかけていくのがいいんだそうです。

この話しを聞いて、「少年」という言葉にはなにか、純粋な夢とか、将来への
希望とか、素晴らしい未来が待っているような意味を持っている気がする。

「少年」という言葉の響きに、すごい魅力を感じるのは、わたしだけでしょうか。

最近のマスコミ報道では「少年犯罪」という言葉が頻繁に登場しますが、
犯罪を犯すまでになる前に、「少年」として「夢」を持って生きていくように
してあげるのが大人のすることではないでしょうか。

わたしは、「彼」が「少年野球」の審判部長をして、そのことを実践していると
感じたのです。

昨日は、み○りママとひ○し○し○ちゃん、ありがとうございました。
そして、しゅうちゃん、amaちゃん、なおちゃん、yamaちゃん、
いさむちゃん、本当にご苦労さまでした。

今、朝の5時です。これからちょっと本を読んで、午前の飛行機で東京へ
向かいます。

明日の日記は、携帯電話から書きますので短くします。
「体育会系」については「股?!」の機会にしましょう。

これで、1時間10分書きました。

2004年5月16日(日) 三社祭り

昨日は、北見から東京まで大移動して

まずは、浅草の三社祭りを見物しました。
すごい人、多国籍軍の攻撃を受けている感じです。

銀座で待ち合わせしていたくりちゃんと、
ねえさんと、銀座ライオンビアホールで一献して、
ガード下近くのプチ九州で(神の河)を
小川マスターを交えて呑んでしまった。

くりちゃんはビール弱すぎですが、
ねえさんは顔色一つ変えないでいた、
はっきり、酒豪です。

岡本太郎の太陽の顔もどきで別れ、無事
ホテルに帰還しました。

今日は、知恵の実を食べよう2をしっかり
聞いて来ます。
暑い!!江戸!!

2004年5月17日(月) 知慧の実2

昨日午前中、国際フォーラムをデジカメに納め、
相田みつを美術館を見て、日比谷公園を
散策して、アフリカン・フェスタ2004はなんでしょ?!

知慧の実を食べよう2は若者の知識欲旺盛な
一面を見たようで、うれしくなった。

内容は、秋にDVDが発売されるので、そちらを
買って見てください。すごく難しいけど、
「考える」ということでは、皆さん共通してます。
それぞれの研究分野は違いますが、
お互いが融合する予感を感じました。

ユ○ヤはメンコかった?!秘密なのだ!!

貴重な体験をしました。
東京は江戸文化だ!!

2004年5月18日(火) 智慧の実2のまとめ

「智慧の実を食べよう2」のまとめと感想を書こうとしたのですが、
各先生方の講義をバラバラにして書いても分からないかもしれません。

それで、今回はキーワードを探してみます。そして共通する箇所が
見つかれば、4人の先生の講義を半日で聞いた結果です。

山岸俊男 「社会の行方」

信頼、安心、社会的ジレンマ、高信頼者→情報が見えている、見る力がある
、信頼≠安心、信頼はリスクティキング、安心は針千本マシン、
仕組みが社会をコントロールする→安心社会、
生ゴムの取引→コミットメント関係、お米の取引→機会費用増、
集団主義文化、社会的知性(機会追求型、地図作成型)、泥棒尺度、
意識≠心 、デカルト(我思うゆえに我有り)、我思わずとも我有り、
人間の脳はマイクロチップタイプ→モジュール、
文化←自分たちが作り出していくもので、与えられるものではない。

岩井克人 「会社の行方」

「智慧の実」は「驚き」である。
哲学=驚き=愛智Philosophy
普段当たり前として見過ごしているものが突然摩訶不思議なものに
見えてくる。←「驚き」
会社論、不安、無知、未知、法人、ヒト、モノ、所有関係、産業資本主義、
利潤=収入ー費用、リッチマン、ポスト産業資本主義、差異性、人間が資本
人間が利潤の源泉、個人の時代、組織の重要性、

川勝平太 「日本の行方」

プラザ合意、明治時代の富国強兵、模倣文化、バブル、お祭り宴、
失われた10年あってしかるべき、あこがれが日本を育てた、
桃山バブル、敗戦→相手を見て模倣、江戸は日本独自文化、借景、
東洋と西洋の文明を入れ込んで、美意識←日本の心、3R、
地名による時代区分、地域、森の日本、平野の日本、山の日本、
海の日本、非合理的、美の文明へ

松井孝典 「地球の行方」

過去、未来を知る、過去の時間軸を延長、人間圏、プレートテクトニクス、
地殻変動、水平移動、地球とは、地球システム、構成要素、物質圏、
関係性、フィードバック、ループ、駆動力、エネルギー、現代とは光の梅、
狩猟採集←生活圏、農耕牧畜←人間圏、構成要素が変わる→人間圏、
人間圏→エネルギーが変化する、地球は汚染の歴史、人間圏は汚染、
時間を早めている→10万倍して、地球時間、人間圏時間、
オーストラリアが日本に衝突、未来の予測、歴史の外挿、磁場が10%減、
地球システムの応答メカニズム、エネルギー→冷却の歴史、物質→分化、
太陽高度は上がっている、地球内部は冷えて、人間圏の分化の意味
システムをどう構築するか、共同幻想、情報化社会、エントロピー、
情報が拡散、均質化、ユニットが破壊、組織、普遍か、大脳皮質、
文明:形而上の世界普遍性、考える根幹をもう一度見直す作業、
太陽系は特殊な惑星系、共同幻想←地球システム←人間圏

まとめ

あまりにもバラバラで共通項が無いようですが、「人」が共通項では
ないでしょうか、人と人の関わり、人と組織の関わり、人と歴史の関わり
そして、人と地球(環境)との関わり。

全部「人」を考えているのではないでしょうか。
「人間」って何だろうと考えている。「人」の生き方を考えている。

「智慧の実を食べよう」は、難しい「哲学」です。

デジカメから見た東京

  

古い顔、浅草の三社まつり と 新しい顔、東京国際フォーラムを並べてみました。

くりちゃんねえさんにお逢いして、話が出来たのがすごくうれしく、
楽しかったです。本当にありがとうございました。

山と山は会えないけれど、人と人は会えるです!!(∩_∩ )

これで、1時間20分書きました。


2004年5月19日(水) 体育会系

以前に、書くといっていた「体育会系」について。

当社は、1階事務所に総務部があり、2階の事務所に土木部があります。
土木部員は出社すると、2階の入り口で一応は「おはようございます」と
挨拶します。そして帰る時も出口辺りで「お先に」と言って帰ります。

しかし、挨拶というのは「人」と「人」が会って挨拶をするものでないで
しょうか。顔も見ないで、挨拶の「声」を懸けても意味がないと思い、
4月の末から挨拶のルールを決めました。

土木部員は出社したら、既に在席している人には全員にその席に行き、
一人一人に「おはようございます」と大きな声で挨拶するようにしました。
既に在席して仕事をしている部員は、挨拶されたら必ず挨拶を返す。

退社するときは、先に退社する人は残っている社員に対して全員一人一人に、
「お先に失礼します」と挨拶をして帰るようにしました。

この挨拶の方法の目的は、まずはコミュニケーションをしっかりするには
大きな声で「おはようございます」と挨拶が出来なきゃ始まらないからです。

会社で、しっかり「挨拶」が出来れば工事現場でも、工事関係者、通行人、
地域住民に対して当然「挨拶」が自然に出来るようになると思います。

わたしは、声が小さい社員には「声が小さい!!」といい、やり直しを
させています。これが「体育会系」なのです。口先だけでなく、お腹から
声を出してしっかり、「挨拶」をすることが大切なことだと思います。

そうすると、気持ち良く仕事が出来、帰りも気持ち良く帰れるのです。

そして、もう一つの目的が最初に退社する人は、事務所に残って残業している
人全員に挨拶しないといけないので、いくらかも後の方が挨拶する回数が
少なくて済むので、退社時間が遅くなる。
経営者としてのわたしの狙いはここにあります。(ちょっとずるいですね)

でも、最近ではみんな「挨拶」に慣れて来たので、定刻になったらしっかり
「挨拶」をして帰っちゃいます。(最初だけだったな・・・効果があったのは)
(最初は残業促進システムだったのですが、今はシステムの機能をしていない)

朝と晩の「挨拶」だけでも会社の雰囲気は変わりましたが、勤務中に用事で
出掛ける時も、在席して全員に「○○に行って来ます」と「挨拶」しなければ
ならないので、これも以外と大変ですがやっています。

今までは隣の人に「○○に行ってくる」ともぞもぞと言って出掛けていたのですが、
そうすると、行き先を聞いた人も出掛けてしまうと、その前に出掛けた人が何処に
行ったのは分からなくなります。それで一人一人に大きな声で「○○に行って来ます」
と「挨拶」するようにしました。「挨拶」を受けた人は当然「ご苦労様」、もしくは
「行ってらっしゃい」と声を掛けます。

「挨拶」する相手と向き合い、大きな声を出して「挨拶」することは、土建屋の世界
では忘れられていたことなんです。(当社だけかな・・・・)

不況で厳しいし仕事が少なくなって、みんなの気持ちが沈んでしまいがちですが、
この大きな声の「挨拶」は少しは、会社の雰囲気を明るくしてくれます。
空元気だけど、暗い会社よりはましでしょう。

当社を訪れる営業マンも、当社の事務所に入って来たら、体育会系の乗りで
「挨拶」してください。仕事が貰えるかも・・・・。

これで、45分書きました。



2004年5月20日(木) non title

スズメの鳴き声で目が覚めました。
良い天気です。
今日も、良い一日になるといいな。

スズメさんに起こされたのに、寝坊しました。

あとで、日記の更新をします。
ここまでは、朝の部分です。

ここからは、夜の部分となります。
今日は、北見工大のSVBLで21日の「情報まちづくりフェアー2004」の
準備で半日終わってしまいました。

会場の設営、臨時駐車場の準備、案内看板設置など雑用作業でした。
明日は大勢の方が訪れて頂き、新しい出逢いと、何かの機会になれば
良いのですがね。

イベントに参加するのは簡単ですが、そのイベントを開催するのは
大変だと実感しました。

当社の職員も、しゅうちゃん、amaちゃん、naoちゃん、いさむちゃんの
四名がお手伝いとして参加しました、ありがとう。
明日も、手伝ってくださいネ。

当日のイベントは総務省のHPにも紹介されています。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/pdf/040512_1_b.pdf

土曜日の準備と、読まなければならない本がありますので・・・・。
では、20分書きました。

2004年5月21日(金) 苦にするな。

「ひろ さちや」さんが、このようなことを言っています。

 「自分の努力だけで結果がきまらない事柄に関しては、わたしたちは
  あまりくよくよ考えないほうがいいと思います。
  自分のやるべきことはやったと思うことができれば、それでいいのです。
 
  仏教の言葉に ー「苦」ーがあります。これは苦しみといった意味ではなく
  本来は「思うがままにならない」といった意味です。

  仏教の教えは、思うがままにならないことを思うがままにしょうとするな!
  ということです。

  言い換えれば、ー「苦にするな!」ー というのが仏教の教えなんです。

  講師は聴衆を感動させたい。聴衆が聞き惚れるようなうまい講演をしたいと
  考えるものですが、聴衆が感動するか否かは、極端に言えば聴衆の勝手です。

  講師は自分が出来る最大の努力をすればよいので、聴衆が感動するかどうかの
  結果は、あまり気にする必要はないと思います。」

以上が「ひろ さちや」さんの言葉です。

何か、ちょっと安心しました。
これは、家人がわたしに、これを読んだらと渡されたエッセーの一部です。

自分なりに努力だけすれば、結果をあまり気にしないことだと思っていきます。

「相田みつを」さんとか、「ひろ さちや」さんなど宗教家の言葉が心に染みる
ようになったのは、わたしは半分棺桶に足を突っ込んでいるのかな・・・・。

わたしに「呑み過ぎに注意しなさい」と言っているのかも。
今日、明日と股!!二連チャンです、少し控えよう!!

そして、今日のイベントも主催者側として最大限の努力はしたので、
聴衆が集まるかどうかは、あまり気にしないようにします。

では、これで30分書きました。

2004年5月22日(土) 法政だ。

昨日は、北見工大で「情報まちづくりフェアー2004」というイベント
(お祭り)で盛り上がりました。

午前10時から、午後5時までいろいろな基調講演やセミナー、プレゼンテーション
があり、そして15企業の展示ブースが出展され個性豊かに独自性をアピールして
おりました。

北見のような、こんな、ど田舎ですごいものと見せて頂きました。とっいても、
わたしは裏方役なので、ほとんど見たり聞いたり出来ませんでしたが・・・。

午後6時からの交流会は工大の生協食堂で、70名以上の大宴会になり、
90分はあっという間に過ぎてしまいました。

二次会は皆さん一緒に行ったようですが、わたしは今日の予定があるので別行動
させていただき、スガちゃんとスナックへ。

スガちゃんはITの訳を間違っていると言ってました。
「IT=情報技術」ではなく、今の日本は「IT=情報手法」であると。

さすがに、スガちゃんです!!技術ではなく手法のみ拘って、その先にあるものが
見えていないというのです。この辺を、テクストにするのは難しい!!

み○ちゃんは、「努力」という言葉を教えてくれました。
わたしは「努力」は「女」に「又、(股?)」の「力」と書くので、すっかり
あの時のことかな・・・と下司な考えをしていましたが・・・・。

み○ちゃん、曰く「「努力」は女性が赤ちゃんを産む時の力です!!」と。
これは、男性には分からないパワーであり、摩訶不思議な力であり、簡単に
「努力」という言葉を使えないナーと思いました。

でも、本当にそうなのかな??!!

と疑問に思ったことが沢山残しながら、今日は法政です。
あまり期待しないでください。オホーツクの田舎者が語る自分なんて知れてます。

これで、40分書きました。

2004年5月23日(日) 法政エクステンション・カレッジ

昨日の法政は素晴らしい講義でした。

長谷川社長のプレゼンは芸術のような内容であり、仕事(工事)をしっかり
行い、イントラをうまく使い会社及び社員が変化することを容認し、そして
その社風は社長自らから発っせられているものでした。

わたしは、1時間お話しましたが、開き直りで「やってしまえ!!」という
気合いでプレゼンをしまいました。

桃知師匠のコメントは厳しいものであり、
ボランティアは売名に近い、本来の仕事をしっかりアピールすることと言われました。

確かに、わたしたち(地場の中小建設会社)がしている公共工事をすると社会資本が
こんなに良くなるんだということを市民社会へ説明することが重要だと思いました。

「反古典の政治経済学要項」の第5章の勉強は、難しい内容でした。
そして最後に「パースティクティブ」という新しい言葉が出てきた。

分かったのは、第1種情報(量と価格)と第2種情報(経験と解釈と信頼の情報)
のバランスが問題であり、どちらにウエイトが行くかは、これからの頑張りに
かかっていると実感しました。

反省会は「きたくら」で12名で盛り上がり、ビールをのんでから焼酎を5本くらい
空けたみたいです。

シャッフルされてから、八木沢さん、とどさん、まさたろうさん、ボウズ管理人さん、
ハッシーさんとお話出来たのが良かった。

みなさん、わたしがイメージしていたそのままで、初対面とは思えない感じで、
お話が出来ました。素晴らしい皆さんとお会い出来たことで、これからのデジタルの
コミュニケーションがちょっと変わって行く予感を感じました。

そのあとは、午前1時まで桃知師匠のお宅で6名で押し掛け、鹿児島の「佐藤」という
幻の焼酎を呑んで、師匠の難しい話を聞かせて頂きました。

そのあと、ホテルに戻る途中で寿司屋に6名で入り焼酎を呑んで、おなかが空いたので
寿司を食べて、別れたのが午前3時。(皆さんすごい!!)

そして、お付き合いして頂き感謝いたしております。ありがとうございました。

これからホテルをチェックアウトして、東京をちょっと見物して北見に帰ります。

これで、45分書きました。

2004年5月24日(月) 法政大学エクステンション・カレッジ2

桃知師匠が自宅で何回も言われた「入れ子」(フラクタル)が、
分かりました。平和建設さんは会社という「種」がありその中に長谷川社長という
「箱」がある、そしてその箱のなかに社員と「個」があり、それらはミームに
よって繋がっている。

長谷川社長の「箱」はその大きさが普遍(すべてのものにあてはまること。
すべてのものに共通していること。)であり、「なんでも許してしまう」という
寛容さはずば抜けている。

そして、現場代理人ばかりしてきたわたしと違い、長谷川社長は「経営」を語り、
「会社」そのものを語っていた。

わたしは、ドカタを20年以上してきたので、自分が一番分かるのは現場のこと
なので、それを語りました。

ですから、「陰」と「陽」までも違わないかも知れませんがかなり違っていました。
この方が、わたしのプレゼンをデジタルビデオで録画してくださり、
すぐCDに焼いてプレゼントしてくれました。

それを見ると、改めてはっきり分かりました。
「パースティクティブ」という桃知師匠の言葉がわかりました。
自分がプレゼンしているのを、自分で見ると恥ずかしいほど
「鼻に付く」のが分かります。
「わたし」と「社員」そして「現場」ばかりを語っている。

この方は現場の苦労が見えるとおっしゃって下さりましたが、
只それだけなのでしょう。

「会社」として、どのように取り組んで来たのか見えていないのです。
「視座」を変えて、今回の法政をもう一度、いや何回か「反省」してみます。

桃知師匠はじめ「桃組」の皆さんが、特別参加のわたしを暖かく迎え入れて
頂いたのは、大変嬉しかったです。

やぎさわさん、とどさんボウズ管理人さん、ハッシーさん、みなさん本当に
最後まで情報交換して頂きありがとうございました。

また、お会いできるのを楽しみにしています。
これで、○○分書きました。←これも鼻に付くので止めます。(笑)

2004年5月25日(火) 入れ子

師匠がミームを表現するのに、「入れ子」という言葉を使っています。

「入れ子」

(1)大きな箱や器の中に、それより一まわり小さくて同じ形のものを
 順々に入れていくこと。
 また、そのように細工された箱・器。

からくり箱であり、蓋をとってもまたその中に箱があり、またその中にも箱がある。
長谷川社長のミームが「入れ子」状態になっていて社員がその中に入っているという
ことみたいです。

孫悟空がお釈迦様の手の上で遊ばれた状態みたいです。ですが、長谷川社長の寛容な
そして、「社員は変化しなきゃダメよ」という気持ちは、社員にやる気を起こさせる
ものなのでしょう。

現在の様な厳しい経済状態、そして経営環境で、このような経営者で居られるのは
どうしてなのでしょう。
長谷川社長が言っていた言葉に「60歳の年の社員が頑張っているんです」と、
おそらく、社員全員が社長を盛り上げていこうという意識がすごく大きいのでしょう。

わたしは、いつもがみがみと社員に小言をいい、そして尻を叩いて頑張れとしか
言っていないのです。
この辺が、わたしのいけない部分なのでしょう。

しかし、我が社には社長がおり、その社長が長谷川社長のような存在になっている
かな、とも考えられます。

ですから、わたしは「黒子」みたいなもので、現場の技術的なことだとか、新しい
工法などにしか目がいかないのでしょう。

しかし、会社としてのミーム伝蕃を考えたとき、わたしのミームが強いのは確かです。
なぜなら、すぐ直属に部下がいるからでしょう、そしていつも彼らと接しているから。

社長は経営者としてのミームを、これからはどんどん出してもらうようにしょう。
そして、それをわたしがしっかり社員に伝えることと、サポートをやろう。

長谷川社長のプレゼンは考えて100を作り、その内10をお見せした、
とおっしゃっていました。これが「秘すれば花」なのでしょう。
秘してはいるが、戦略的に攻撃的であり、考え抜いたものなのです。

では、「北見のおっちゃん」でした。

2004年5月26日(水) 健康診断



家人の絵手紙無断掲載シリーズ第13段。
「情熱」ということばは、好きなことばです。

今日は、会社の健康診断なので、朝から絶食です。
アスピおっちゃんの肝臓は大丈夫だろうな・・・??。

思考回路が動きませんので、無断転載してしまいます。
すいません。m(_ _)m

一般市民の方(内緒!!)の書き込みです。

「ボランティアは売名だ、と先生に言われたようですが...
 まぁ、確かに宣伝効果は高いし、アスピさんはそれをわかって
 いらっしゃるでしょう。
 かといって一般の人に建設会社の名前が知れたところで、大きな額
 の仕事がすぐに動くとも思えませんし。
 仕事以外の人とのつながりが生じるいい機会ではないかと思います。

 北海道に住む方たちは、都心の生活者よりもびっくりするほど
 人間的に豊かなくらしを送っているように見えます。
 シビアな内地人からしてみれば、北海道の人も企業も甘く見えるわけで、
 「へぇ、そんなことする余裕があるんだ」的なイヤミが出ることもある
 かもしれません。」

 以上です。
 ○○さん、ありがとうございます。

そうなんです、ボランティアをしても工事が受注出来る訳ではないのですが・・・。

もっと、市民とか地域住民の方の意見や考え方を聴きたいものです。
建設会社とは何か、建設会社に求めるものは何か、建設会社は必要ないのか???

今は「分からない」のです、でも「考える」!!

北見のおっちゃんでした。

2004年5月27日(木) 秘すれば花



家人の絵手紙無断掲載シリーズ第14段。

北見は25℃を越え暑い日が続いています。
平年の7月の気温だそうです、冬寒く夏暑い厳しい気候のところで、
庭のチューリップは今年もきれいに咲きました。

昼間は花を開いて、夜はひっそり花びらを閉じて。
「むすんで、ひらいて・・・」

「秘すれば花」は世阿弥の「風姿花伝」の一節ですが、先日師匠のお宅で
聞いた話を、書いておきます。

世阿弥が弟子に庭の掃除をするように言ったそうです。
そして弟子達は庭一面に落ちている落ち葉などをしっかり綺麗に掃除したのを、
世阿弥が見て、木を揺らし落ち葉を何枚か落としたというのです。

完璧でもなく、何か自然に見える「芸」の世界を示しているのでしょうか。
「秘すれば花」は秘する物が多いほど良いと思いますが、それが「芸」でしょう。
そうすれば、「花」がとても目立つからです。

この「芸」の道を土建屋のプレゼンに取り入れるのいうのですから、
難しいと思います。「芸」の道は厳しいのです。

そのとき、パーステクティブな視点が必要なんでしょう。
パーステクティブ(perspective)とは
「1・遠近法、透視画法
 2・遠景、眺望
 3・予想、見通し、視野」
だそうです。

自分が演じている「芸」を、別な視座から見ているじぶんがいる、
という感じで自分の「芸」の姿を捉えることなのです。

最近、お客さんとお話している時、フッと思います。
自分の話はどのようにこの人は感じているのか、そして
このお客さんはわたしをどう思っているのか・・・。

でもこれは一瞬で、わたしの悪い癖は話しに夢中になって、
その一瞬があっという間に過ぎ去ってしまうことです。

師匠の話しで「切り子」と「浪曲」が出てきました。
この二つも「芸術」ですが、「切り子」は現物を見せて頂き、
ガラスの底に隠れた「花」がありました。

「講談」は東京からの帰りの飛行機で聞くことが出来ましたが、
今までは、軽い音楽を聞いたのですが、「講談」(神田山陽)を
聞いて、これは話術であり、立て板に水のように流れてることばは
素晴らしい芸術と感じました。並々ならぬ稽古をしているのでしょう。


「講談」にはまりそうな、北見のおっちゃんでした。

2004年5月28日(金) 頑張れ若者

こちらの「徒然草」に、H君の同級生で庭師の若者が書かれています。

腕に職を着け、頑張っている若者の姿と、その一生懸命さに胸が熱くなりました。
H君の「そいつ、いいやつやで」とか、掃除のおばさんと旦那様の寛容さなど
のバックアップもあり、その若者はいい仕事をしていったようです。

「若いから、ダメだ」とか「若い者に何ができる!」とか決めつけないで、
やる気がある若者にチャンスを与えてあげるのも大人の役目だと思います。
お二人が、この若者にチャンスを与えてあげたことがすごいと思います。

この時、「信頼」が必要になります。
そして「社会的知性」が・・・・・。

掃除のおばさんの「社会的知性」は「地図型知性」ではなく「ヘッドライト型知性」
だったので、若者は仕事が貰えたのでしょう。

「地図型知性」なら、今まで付き合っている庭師とか知り合いの庭師に頼むでしょう。
しかし「ヘッドライト型知性」は暗い夜道をヘッドライトを着けてドライブするよう
に、自分の進む先を少しずつ照らして前に進むので行動範囲が広がり、多くの人とも
知り合えます。

「徒然草」を読んで、山岸俊男先生の「安心社会から信頼社会へ」を思い出して、
今日の日記を書いてみました。

これが、リンクをお互いに貼って、「互いに頑張ろうネ」の世界なのでは
ないでしょうか。お互いに刺激しあい、そして何かを考えさせてくれることが
リンクの効果だと思います。

わたしは字を読むのが遅いので、皆さんのHPを読むのに時間が掛かり、大変
なのですが、でも頑張ってこれからも読んで行きたいと思います。

わたしと同じ時期から日記を書き始めた方とはなにか同級生のような気になって
応援したくなり、そしてこちらも頑張らねばと思うようになります。

ありがたいことです。
「おかげさん」という気持ちです。

北見のおっちゃんでした。

2004年5月29日(土) テクスト



我が家の庭にさいたミヤマオダマキ(別名オダマキ)の写真です。
紫の花が好きな家人がお気に入りです、ムスカリの次に咲く花で、
この後、ラベンダーが咲く予定です。

北見は連日最高気温が28℃以上になり、一気に夏になったようです。

家人曰く「何週間ぶりでしょう、土曜日に家にいらっしゃるなんて・・・」
私 「あのー〜〜〜」と言葉が続かない。

では今日は、家でのんびりします。
日記の更新は夜に出来ればしましょう。

____________________________

今日、読んだ本にこのようなことが書いてありました。

詩人、峠三吉の「原爆詩集」に有名な詩が、

ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ

わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ

にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ


  この詩を漢字にすると

父を返せ 母を返せ
年寄りを返せ
子供を返せ

私を返せ 私に繋がる
人間を返せ

人間の 人間の世のある限り
崩れぬ平和を
平和を返せ


となり、まったく違う詩になってしまいます。
まるでスローガンです。

***************
引用終わり。

テクストの世界が難しいと再認識した本でした。

「ひらがな」は表象として、素晴らしい表現をしています。
パソコンで漢字変換しない方が、相手にうまく伝えることが
出来るかも知れません。

ひらがな、カタカナ、英語、記号、絵文字・・・・・

北見のおっちゃんでした。


2004年5月30日(日) 運動会



家人の絵手紙無断掲載シリーズ第15段。
母の日に、S市で暮らす娘が送ってきたランを描いた絵手紙です。

北見は今日、小学校の運動会です。
「はれ です!!、うんどうかいします、げんきにあつまって!!」と言って
いるような運動会をする花火があちこちの学校から聞こえてきました。

運動会といえば、お弁当です。
親が早起きして作ってくれた、お稲荷やのりまきは美味しかったナー。

最近は、仕出し屋のセットを頼む人が多いそうですが、親が忙しいので
しょう。でもお金では伝えられない愛情がお弁当にあるような気がします。

おにぎりを「おむすび」といいますが、力を入れそして愛情を入れ、そして
ちょっと塩を振った「おむすび」は親子の縁をむすぶものです。

豪華なオードブルなどより、親が仕事で忙しい時間を割いて作った
「おむすび」が子供に伝わる愛情はお金では買えないものでしょう。

フレーフレーこどもたち、フレーフレーおやたち!!
今日はいい天気の運動会です、親も子もガンバレ!!

そして、もう一つの運動会が今日あります。
地方の道営競馬の「コスモバルク」が中央競馬のG1「日本ダービー」に
出場します。ガンバレ道産子!!。

散歩に出掛けた時の写真を







ライラック(フランス語でリラ)が咲いています。白、薄紫、紫色といろいろあり、
ライラックは明治の中ごろ米国の女性宣教師が広めたそうです。

「リラ冷え」はライラックが咲くこと、オホーツク海高気圧の影響で寒い日が
続くことです。





ご近所の芝ザクラを盗み撮り、きれいでしょ。

北見のおっちゃんでした。

2004年5月31日(月) 考える

今日は、夜中から降り始めた雨の音で目が醒めた。

いつも「考える」ということをしているが、
何を考えているのでしょう。

そして、一日の時間をどのように使っているのかな・・・。

時間を二つに分けると、
「人間としての自分の時間」と
「仕事というものが、否応なしに押しつけて来る時間」

日記を書いたり、本を読んだりしているのは上の時間・・・
仕事が忙しいからという言い訳をして御飯も食べないで
作業しているは下の時間・・・

仕事のことでも「考える」ことはあるが、仕事を早く済ませ
「人間としての自分の時間」を如何に多く作れるかどうか。

先日、東京に行った時に電車に乗ったら、多くの方が
車中で本を読んでいた。移動する時間を有効に使って
「自分の時間」を作っている。

北海道では、ほとんど車で移動するので本を読むことは
無理です。
以前にこの方がこの車での移動時間を有効に使いたいと
書いていました。

「考える」時間を作るのは難しい。
まずは、寝る時間を減らしましょう。
そして、呑む時間を減らしましょう。(無理かな・・・)

 
(ネット上からの転載です、著作権を犯していたらすいません。)

「白旗をかかげる沖縄の少女」の写真です。
これを見て何を「考える」のかは、夜の更新で。
____________________________

「白旗をかかげる沖縄の少女」を見て、「考える」と

どうして少女は歩いていのか?→日差しが強く暑そうなのに。
どうして少女が白旗をかかげているのか?→兵隊でもないのに。
どうして少女は一人なんだろう?→家族はどうしたのか。
どうして白旗なんだろう?→白旗に意味があるのか。
白旗が意味を持つようになったのはいつごろから?→白旗の歴史は。
戦争とは?→こども、としより、・・・・大人のぎせいしゃ。

北見のおっちゃんでした。

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