今日はね、亡きマロンの誕生日です。
だから・・今日はマロンの話を少し書きますね。
マロンはビーグルの雑種の雌。
１０歳と８ヶ月で悪性リンパ腫で亡くなりました。
朝晩の散歩が大好きで、
ご飯の時間になるとステンレスの水入れをひっくり返し
器用に「カラ〜ン」と音をたてて
「ご飯ちょうだい」と催促する犬でした。
やっぱりお父さんが大好きなマロン。
車検で違う車でお父さんが帰ってきた時
「ワンワン怪しいやつ！」と吠えちゃって
お父さんが車から降りてきたら
「間違ったぁ・・」としっぽを下げて
すまなそうな顔をしてたよね。
しつけの仕方を全然知らなかったので
散歩の時は肩が凝るほどリードを引っ張り
何よりも心配した拾い食いは一生直らなかったね。
お腹を壊すたびにまた変なものを食べたかな・・・と
良く病院のお世話になりました。
だからね・・突然何も食べなくなったあの日も
またか・・という軽い気持ちで病院に行ったのに全然違ってた。
その時、水さえも飲めなくなっていたのに
私たちは何一つ気づいてやれなくて
マロン本当にごめんね。
二人の子供達が自立して巣立ち
その寂しさから救ってくれたマロン。
義母の介護の合間、マロンとの散歩が
私を平静に戻してくれる唯一、大事な時間でした。
マロンは何も言わなかったけれど
いつも、どんな時もそばにいて
私を支えてくれました。
今そら君とマロンと歩いた同じ道を散歩をしながら
私はマロンも、一緒に散歩をしている気持ちになります。
そら君が大きくなって
いろいろな仕草をするたびに
「あ〜マロンはこうだった」と度々思いだします。
マロンは亡くなってしまったけれど
私の心の中にずっーと生きていて
季節がめぐる度に、あの愛しきマロンが
笑いながら帰ってくるのです。
マロン・元気でいたなら・・
今日は１２歳のお誕生日だね。
おめでとう！！
|
